言い訳は自己防衛のため?!/ フィリピン人をバカにしない、怒らない/ 義理の兄に投資話を持ちかけられた私の失敗談!

親愛なるフィリピン
titus_jr0によるPixabayからの画像
スポンサーリンク

フィリピン人の気質 2

今回もフィリピン人と仲良くなるために、フィリピン人の気質に ついて記してみたいと思います

  • 言い訳は自己防衛のため?!
  • フィリピン人をバカにしない、怒らない。
  • 義理の兄に投資話を持ちかけられた私の失敗談!

言い訳は自己防衛のため?!

山形県銀山温泉にて

フィリピン人に文句をいうと言い訳をダラダラと続けることがあります。私たちからすれば、間違いを素直に認め、反省してくれるならよいのですが。

フィリピン人はミスを認めようとはしません。何故、素直に間違いを認めないかというと、彼らは過ちを認めることで有罪となり、処罰されることを心配します。

裁判と同じで、決して罪を認めてはいけないのがフィリピンなのです。

私のフィリピーナ妻も以前、何度か私に「何故、日本人はすぐに謝るの?」と聞いてきたことがあります。日本では潔く罪を認めるのが美徳とされていると私は答えたかと思います。

フィリピーナ妻は、日本人は謝りすぎだという印象を持っているようです。確かにそういった面は、日本人にはあるな!と私も思っています。

悪い例として、私が思うのは、お隣のK国との関係でしょう。

ここで多くの事は語りませんが、日本が大人の対応とかで、大きく譲歩して最初に謝罪などをしてしまったから、それから何十年と経った今でもK国は何度もゴールポストを動かし「謝罪ニダ、賠償するニダ」と難癖をつけては、日本を貶めようとしています。

外国相手の場合は、安易に謝ってはならないのだ!と私は思うようになりました。

スポンサーリンク

フィリピン人をバカにしない、怒らない

フィリピン人は誇り高いと聞くこともあるかと思います。

「私の名がすたるから、恥ずかしくて、そんなことはできない」など、このようにいうフィリピン人もいます。

日本人からすると見栄っ張りに映ることも多々ありますが、彼らにとっては、命を張るほどのものです。その為に、平気で嘘をつくこともあります。身の上話の半分は、作り話だと思ってもよいかもしれません。

だから冗談でも面と向かって、バカにするようなことをいってはいけません。

また、外国人がフィリピン人をけなすと、たとえ本人のことではなくても聞いている方は嫌な思いをします。これは大切なタブーの一つです。フィリピン人に対して、ワランヒア(恥知らず)とか プタンイナモ(おまえの母ちゃん、売〇婦)などと人前で怒鳴ったら、パッキューンと殺されたとしても不思議ではありません。

フィリピンでも地位や名声のある方は紳士淑女です。しかし、街中には、その日食べるものもない人があふれています。こういう人々は、その日の糧を得るのにも汲々としています。

人を信じやすい日本人ほど騙しやすいのです。

自分を守るためには、怪しい儲け話や投資の話に乗らずに、常に財布の紐はしっかりと締めておきましょう。

しかし、10ペソや20ペソの小銭は常にポケットへ入れておいて、何かあったときにはバラまいてもよいと私は思います。

スポンサーリンク

義理の兄に投資話を持ちかけられた私の失敗談!

フィリピンの親戚・大家族でいつも歓待してくれます

私とフィリピーナ妻が結婚して、2年が経ったころだと思います。ある日、私の妻へフィリピンにいる義理の兄から連絡がきました。この義理の兄は、妻の姉の夫です。

この義理の兄を仮に J と呼ぶことにします。

義理の兄夫婦は、フィリピンのネグロス島にあるバコロド市に住んでいます。私の妻にきた連絡の用件は、「金を融資してほしい」でした。フィリピンのあるある話で金銭問題の最初の洗礼ですね。

話をきくところ、J はバコロド市で金貸し業者のスタッフとして働いているとのこと。

J は本業もしくは副業のような形で、高利貸しとして起業したいとのことでした。J の仕事の関係上、上客の顧客も持っているし、利益の40%を私たちに支払うといいます。

日本人の私からしたら全くもって怪しい話でしかありません。最初、私は即座に J へ断るように私の妻へ伝えました。それから数日後に再び、J から私の妻に同様の連絡がきました。私の妻も困り果てているのが私にも伝わりました。

そして私も一度は、妻の顔を立ててやらなければなるまいと思ったのです。そこで私は、J へ条件をつけました。融資額は日本円で、10万円のみ。半年間その10万円を転がして利益を上げてみなさいと。

スポンサーリンク

私たちへの支払いは、半年後からスタートでよい。半年後から毎月、妻の口座へ振り込んでくれればよいとしました。その約束が一度でも守られなければ、今後金銭的な援助はできない、それでよいか?と J に確認させました。

そして私は妻に「この10万円は、J に寄付した金だと思いなさい」と伝えました。あれから既に4年以上経ちますが、一度たりとも約束は守られていません(笑)

勿論、私はそれでよいと思っています。私たちは一度、J にチャンスを与えました。それだけで良いと思っています。

J に金銭的融資をしたあと、何度も J と顔を合わせていますが、私たちはその10万円のことは、一度たりとも口に出したりしていません。

私が極力避けたいのは、フィリピン人との金銭的なトラブルです。金銭トラブルは下手すれば、逆恨みされ、最悪、命をねらわれたりする可能性もあります。

その後も私は J とは良い関係を築けていると感じています。私たちがバコロド市へいけば、J は精一杯歓待してくれます。義理の兄といっても私よりかなり年下なので、私にとっては、フィリピンにいる可愛い弟分のように思えてます。J は、とても強面の顔をしてますが。

日本人がフィリピンで危険回避するポイントは、金銭トラブルを避けることだと私は思っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたとのご縁に感謝します。

スポンサーリンク

コメント

  1. まきまき より:

    文化が違うから考え方も日本人と違うのですね。
    とても参考になります!

    • H-C channel より:

      コメントをありがとうございました。コメント1号です。

      文化・習慣が違うから、海外に行くならば、その国の文化・習慣を学ばないとなりません。
      少しずつでも良いので。

タイトルとURLをコピーしました