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- 日本でやっておくべきこと
- 海外で自分を証明する書類、それがパスポート
- フィリピンに長期滞在する為に必要なビザ
- フィリピンで暮らす為には、いったいいくら必要??
- 島国日本からの脱出、航空券は必須です
- 日本でやっておくべきこと。フィリピンに渡る前にしておきたいこと
- 海外旅行傷害保険は自分の体力・ライフスタイルを考慮して決定しよう
- 国際キャッシュカードを持っておきましょう
- 1枚はつくっておきたいクレジットカード
- 車やバイクに乗るなら国際免許証は必須です
- 予防接種もしたほうが安心かも
日本でやっておくべきこと
フィリピンに行くと心に決めたら具体的な準備をはじめましょう。海外に出かけていくのに必要なものは、ズバリ次の3つです。
・パスポート ・航空券 ・お金
フィリピンはビザなしで、入国しても空港で、30日間の短期ビザがもらえます。お金についても最近は国際キャッシュカードで世界中どこでも貯金が下ろせますし、ほとんどのホテルや店でクレジットカードが使えるので、大金を持ち歩く必要はありません。航空券も最近はEチケットで、パソコンから何度もプリントできるので、たとえ無くしても 問題はありません。
※国際キャッシュカード : PLUSあるいはCirrusと提携していれば海外で現地通貨で引き出すことができます。
海外で自分を証明する書類、それがパスポート
パスポートを発行してくれるのは、あなたが現在、住民登録をしている都道府県です。
申請は所定の窓口でおこないます。2~3週間程度かかるので、余裕をもって取りにいきましょう。
なお、20歳未満は5年有効パスポートのみ申請可能。フィリピン滞在中に失効したら、 在フィリピン日本大使館でも申請可能です。
※パスポートの申請には次の書類が必要です。申請用紙、戸籍謄本または抄本、住民票、写真、運転免許所などの身分を証明できるもの、 官製ハガキ、申請料は10年有効で1万6000円、5年有効で1万3000円、12歳未満(5年有効)は8000円。
フィリピンに長期滞在する為に必要なビザ
フィリピンに短期滞在する場合、日本で事前にビザを取得する必要はありません。
空港で30日間有効なビザを与えられるからです。必要があれば、それを現地の入管で 延長すれば良いのです。
※フィリピンの入管で30日間の短期ビザがもらえる条件は、予約済みの出国のチケットを持っていること、パスポートの有効残存期間が6か月以上あること、そして要注意人物として ブラックリストに載っていないこと。
※30日を超えて滞在する場合は、フィリピンに入国後、入管で延長手続きをおこなう必要があります。手続きは入管に本人が出向けば数時間で終了します。2か月ごとに 延長する必要がありますが連続して3年まで滞在できます。
フィリピンに長期ないし永住するためのビザには、クオータービザ、婚姻ビザ、退職者ビザなどが ありますが、いずれもフィリピンに入国してから取得することになります。
フィリピンで暮らす為には、いったいいくら必要??
フィリピンでフィリピン人並みの生活をするならば、1日200ペソ、440円程度で食費はなんとかまかなえるかと思います。その場合、食費は月に1万3000円ほどとなります。宿は、最低1泊350ペソで770円程度、月およそ2万3000円です。月極でワンルームのアパートを賃貸したら、 5000ペソ、1万1000円程からあります。それで合計2万~3万円程度です。
この額はフィリピンでは大卒新入社員の給与に相当するようです。
しかし、せっかくフィリピンで暮らすのです。いろいろな場所へいったり、夜の街を探索したり するでしょうから、予算として最低限月々10万円くらいの出費は覚悟しておいたほうが良いでしょう。
島国日本からの脱出、航空券は必須です
日本からフィリピンへは格安チケットでも往復5万~7万とバンコク、香港などへの航空券と くらべて割高です。とくに夏休みや正月のピークシーズンでは通常期の2倍くらいになります。
格安航空会社(LCC)のセブパシフィック航空やジェットスタージャパンは、タイミング次第で かなり安く購入することができます。
※片道チケットでフィリピンに入国するには、長期ビザを持っていることが条件となります。 ビザを持っていないなら、必ず出国のチケットを購入しなければなりません。
日本でやっておくべきこと。フィリピンに渡る前にしておきたいこと。
お金さえあれば、なんでも手に入るのがフィリピンですが、長期にフィリピンに滞在しようとするなら、ぜひ日本で済ませておきたい手続きがあります。フィリピンで快適に安心して過ごし、いざという時に困らないように次の手続きは出国前に済ませましょう。
- 海外旅行傷害保険の加入
- 国際キャッシュカードの発行
- クレジットカードの作成
- 国際免許の取得
- 予防接種
海外旅行傷害保険は自分の体力・ライフスタイルを考慮して決定しよう
フィリピンでは、命の値段がとても安いのです。
仮に交通事故にあったとしても、任意保険に加入している車に当たることは、ほとんど無いと言っても過言ではありません。だから、自分のことは自分で保障できるようにしておかなければなりません。お金がないと病院にさえ入れてもらえない国なのです。 もしもに備えて少なくとも傷害保険に加入しておくことをお勧めします。
交通事故で、いくら相手が悪くても、ないものは無いで済まされてしまいます。( フィリピンの自動車強制保険の死亡保障額は、10万ペソ。任意保険の死亡保障額でさえも20万ペソ程度です。)治療費どころか死んだとしても、ほとんど保障されません。
※死んでしまったら、お金はかからないと思うかもしれませんが、そうではありません。遺体の日本への輸送や手続きで、1000万円近いお金がかかるそうです。 遺体をフィリピンで埋葬するなら、また金額は変わるのでしょうけど。
事故によるケガから病気の治療まで、なんでもカバーされている保険は安心で便利かもしれませんが、それだけに掛け金が高額です。自分の健康状態、年齢などを考慮して 保障範囲をよく吟味して最適な保険に加入しましょう。
海外旅行傷害保険は病気をカバーしないため掛け金も安いです。空港でも簡単に手続きできるので、フィリピンに滞在する期間を考慮して、少なくても1000万円程度の保険に加入しておきましょう。この程度あれば、ほとんどのケガは、カバーできるかと思います
病気治療をカバーする保険は、健康に自信があれば、たとえなくても大丈夫かと思います。もし病気にかかったら、慣れない国で治療するよりも日本に帰ってきて治療したほうが安心でしょう。しかし、マラリア、デング熱、狂犬病など日本では殆どないが、東南アジアでは普通の伝染性の病気にかかった場合は、緊急性を要することから、当地で治療しなければなりません。しかし、この手の病気の治療費は、さほど高くないようです。取り合えず自腹で払っておいて、 あとで健康保険の還付を受ける方法もあります。
風邪や腹痛のような軽微な病気であればフィリピンのクリニックにかかって治療したとしても費用はたいしたことはありません。この様な軽微な病気で保険の請求をするとかえって手続きが面倒です。
海外で治療を受けたとしても日本の健康保険の保障対象となります。事前に最寄りの市町村役場に行って求償の為の用紙をもらっておきましょう。現地で治療を受けた時、病院で所定の様式に記入してもらい、後日、帰国した際に役場に提出して求償すれば、日本で治療した場合の医療費と同等の金額を還付してもらえるとのことです。
クレジットカードにもほとんどの場合、海外旅行障害保険が付帯しています。ただし、保障期間は出国から3か月以内などとなっていて、求償手続きも面倒で時間がかかります。 とくに長期に滞在する場合は、別途の保険に加入しておく必要があります。
国際キャッシュカードを持っておきましょう。
フィリピンでのATM(現金自動支払機)の普及は目覚ましいものがあります。地方都市でも、至る所にATMがあるので現金を持ち歩かなくても安心です。日本の銀行で国際キャッシュカードを発行してもらいフィリピンへ持っていきましょう。
もし最寄りの銀行で国際キャッシュカードを発行していなかったら、新生銀行などに口座を開設しても良いでしょう。
フィリピンのATMでは、1回につき1万ペソ程度を引き出すことができます。夜中でも開いているので、夜遊びして現金が足りなくなっても心配はいりません。ただし、レートは銀行レートなので、両替商よりも若干不利ですが、違いは微々たるものだから、大量の現金を持ち歩いたり、 盗られたりするリスクを考えるとはるかに有利と言えるでしょう。
1枚はつくっておきたいクレジットカード
フィリピンでもクレジットカードを使える店やレストランが増えてきました。しかし、クレジットカード利用時は取りっぱぐれを防ぐために必ずクレジットカード会社に連絡を取って承認を得てから清算するので少し時間が掛かるのが難点です。
フィリピンのホテルではチェックインするとき保証金(デジポット)を預けるか前払いするのが普通です。クレジットカードを持っている場合は、クレジットカードの提示でOKです。しかし、チェックアウトする時は、クレジットカード情報をコピーした紙を必ず廃棄させましょう。 そうでないとそれを使って知らない間に現金を下ろされてしまうリスクがあります。
車やバイクに乗るなら国際免許証は必須です
フィリピンでは国際免許証で運転ができます。もし、レンタカーで旅行するなどの予定がある場合は事前に取得しておきましょう。もっとも、フィリピンのレンタカーは、ほとんど運転手付きなので自分で運転する機会は少ないかもしれません。国際免許証は、免許証を発行した運転免許センターで発行してもらえます。しかし、国際免許証で運転できるのは入国後一定期間と制限があります。
したがって長期ビザを取得する計画があるならば、日本の免許証を使って所定の手続きを経て、フィリピンの免許証に書き換える方が良いでしょう。
まず、日本の免許証を日本大使館で翻訳してもらいましょう。それをLOT (Land Transportation Office)に持参し健康診断、写真撮影などの手続きをおこないます。幾ばくかの謝礼を払えば、筆記試験や実地試験を省略してもらえるそうです。免許証の発行は、1か月後だそうですが、その間は仮の免許証で運転ができるようです。その場で免許証を発行してもらうことも金次第だそうです。
私も今後、フィリピンに長期滞在する際には、免許証の書き換えをしたいと思います。
予防接種もしたほうが安心かも
フィリピンでは狂犬病、デング熱、A型肝炎などの伝染病が多いです。特にA型肝炎は注意していても知らないうちに感染していることが多いので、予防接種をしておいた方が良いでしょう。 デング熱の予防接種はありませんが、蚊が媒介するので、不潔な場所には立ち入らないように注意した方が良いでしょう。なお、フィリピン入国にあたって義務付けられている予防接種は特にありません。
しかし、2019年からのコロナウイルスが世界的に蔓延しているので、コロナウイルス・ワクチンを接種していないとフィリピン入国ができないかと思われます。
※狂犬病の脅威
フィリピンでは、ほとんどの犬は放し飼いで野犬かどうかの区別もつきにくいです。人には慣れていて噛むことはほとんど無いかと思いますが、他人の家に入る時は注意が必要です。テリトリーを侵されたと思って攻撃してくることがあります。 最近は狂犬病の予防注射の実施を政府が呼びかけていますが、住人の意識は低く、毎年多くの人が狂犬病の犠牲になっています。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。あなたとのご縁に感謝します。 YouTube動画も観て頂けましたら幸いです。
コメント
とても参考になります‼︎
海外旅行する前に色々と下調べをした方が良いことを痛感しました。
とても参考になります。