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関連動画は記事の下部にあります。
- 犯罪には巻き込まれるべくして巻き込まれる
- フィリピンと良い関係を築いていくことが重要
- 金銭トラブル回避の原則!
- 暴力的トラブルを回避する心得!
犯罪には巻き込まれるべくして巻き込まれる
フィリピンは日本で報道されているような危険な国ではありません。
普通の生活をしていれば危ない目にあうことは滅多にありません。
しかし、危険なエリアを無防備でうろついたり、深夜に人通りのないところを フラフラしていたら、危険な目にあわない方がおかしいのです。
フィリピンは日本ではありません。それ相応の注意が必要なのは当然のことです。
これはフィリピンだけでなく、どこの外国へ行っても同じことだと思います。
スリやひったくり、置き引きや睡眠薬強盗などの一般的な犯罪は、日本人に 限らず、フィリピン人にとっても負うリスクは同じだろうと思われます。
私の義理の妹は、ジプニーに乗っていた際に、ジプニーの外から手を伸ばしてきた男に携帯電話をひったくられた事がありました。現地のフィリピン人も、そういった犯罪にあうことがあります。
大金は持ち歩かない、貴重品はホテルや自宅の金庫にしまっておくなど、 当たり前の対策はしておきましょう。
ただし、パスポートや身分を証明できるものは、身につけておいた方が良いかとは思います。これらは、たとえ失くしたとしても再発行してもらえます。万が一、なにかあった時に身分を証明できないリスクの方が大きいかと思われます。
※以前、フィリピンでマージャンをやっている最中に、警官に踏み込まれ、違法賭博の容疑で一晩牢屋に入れられた日本人がいました。もちろん、マージャンくらいで牢屋へ入れられることはないかと思いますが、パスポートなど身分を証明できるものを持っていなかったので、さらに違法滞在、違法就労の疑いをかけられたようです。
フィリピンでは一般の民間人がピストルを保有することが許されています。その為、凶悪犯罪などでは、警察と犯人がピストルで撃ち合ったり、政治家や日本人が銃で頭をぶち抜かれたとかショッキングなニュースが目に飛び込んできます。しかし、普段の生活で銃の所持が認められていることを意識する必要はないように 思います。
ただ、不運にも犯罪に巻き込まれたら、相手はピストルを持っていることを前提に考えたほうが良いでしょう。持ち金など金目のものは全部出して、静かにしていること。
下手に抵抗して刺激すると、一発お見舞いされる危険性があります。
また、麻薬類も比較的かんたんに手に入るので、おかしな興味は持たないことです。
麻薬も厳重に取り締まられていて、保有しているところを見つかったら、10年単位の刑務所暮らしになります。そして麻薬に関わっている疑いをもたれたら、問答無用で いきなりパキューンと撃たれることだってあります。
フィリピンと良い関係を築いていくことが重要
普通に生活していてトラブルにあう原因は、日本とフィリピンの法制度の違い、 所有の概念の違いに基づくものが多いかと思います。
日本人からすれば騙された、詐欺にあったと思うものが、相手からすると当然のこと、あるいは日本人が悪いのだと逆に告訴されてしまったりします。
裁判になると裁判官や弁護士はフィリピンの土俵で物事を考えるので、どうみても公平ではなく、フィリピン人に有利に裁かれると考える日本人も多いかと思います。
しかし、そう思うのはフィリピンの法律、その根底にあるフィリピンの慣習をまったく理解していないことが原因だと思うのです。
私もそうなのですが、もし貴方がフィリピーナと結婚しているなら、妻や妻の家族とのトラブルにも充分に注意しましょう。味方のはずの身内の人間が、いつの間にか敵になって、あの手この手で財産を奪い、挙句の果てに国外追放の訴えを起こしたり、 果ては亡き者にしてしまうこともあり得るのです。
これは長年の付き合いのなかで、人間関係をうまく築けなかったことが主な原因だと私は思います。日本の習慣や尺度を押し付けて、フィリピンにいながらフィリピンを理解せずに ふるまってしまったために、愛が冷めるどころか憎しみまで生む結果となってしまうのです。
郷に入っては郷に従えの諺のとおり、フィリピンではフィリピン人の尺度で考え、愛し合い、頼りあい、深い絆を築いていかなければ、フィリピン人の中で安全に暮らしていくことが出来ないのです。これは私も常に心掛けていきたいと思っていることの1つです。
もっとも、たちが悪いのが、このような習慣の違いを知り、言葉と法律の違いを知っている フィリピン在住の日本人が、意図的に日本人を騙すことでしょう。
何も知らない日本人に親切そうに近づいて、なんのかんのと金銭を巻き上げる輩もいます。
これらの日本人の善悪を見極めるのは、とても難しいかと思います。 慎重になり過ぎると友人ができないですし、かといって気を許すと騙される。
フィリピンは自己責任の国といわれているそうです。すべて自分自身で確認し、納得し行動し、決して人のいいなりになってはいけません。
一度、自分が決心したら、それは自分の責任であり、他人がどうのこうのと恨んだりしてはならないのです。
英語が読めない、わからないというのも言い訳にはなりません。 外国に住むとなれば、その国の言葉をまったく理解しないで生活できるわけもありません。
フィリピンは英語の国なので、昔取った杵柄で英語の勉強に再挑戦しましょう。
今は昔と違って、YouTube動画などで、自分にあった英語講座も見つけやすくなっています。私も少しずつですが、隙間時間を使って、英語とタガログ語の勉強をしています。やはり英語もしくはタガログ語が少しでもわかるようになると、フィリピンの人々とのコミュニケーションも取りやすくなりますし、楽しさが倍増します。
外国語がわかるというのは、大きな喜びになります。
勿論、大切な書類などは、辞書を片手に悪戦苦闘しながらでも読みこなしましょう。
それがどうしても面倒だったり、出来なかったら、ちゃんとした会社に頼んで翻訳してもらいましょう。些細な金銭を惜しんで、大金を失わないように。
今は、Twitterなどでも現地に住んでいる翻訳業をしている日本人を見つける事ができると思います。
金銭トラブル回避の原則!
フィリピンでは、金銭トラブルはよく起こるものの1つだと思います。常に次の原則を頭においておきましょう。
- 大金を見せない。持っていることを教えない。フィリピンに持っていかない。
- おいしい話には乗らない。日本人は鴨ネギです。
- 相手の言いなりにズルズルと金を出さない。大きなお金は自分で直接支払う。
- 支払いの根拠、すなわち契約書、請求書、領収書などを確かめ保管する。
- 外国だから、英語だからわからないでは済まされない。だまされた自分が悪い。
- 財布の紐はしっかりと。でも、倹約は美徳ではない。自分の財力相応の気前良さも大切。
暴力的トラブルを回避する心得!
1, フィリピン人の恨みをかわない。周囲のフィリピン人と人間関係を築けば、皆が守ってくれる。
2, フィリピン人を裏切らない。出来ないことはできないと、ハッキリかつじっくりと話して理解させ る。
3, 自分が死ねば周囲が潤うような状況を決してつくらない。月々の年金とか稼ぎで生活するのが良いと思います。
4, 些細な金はくれてやる。決して逆らわず、自分の身の安全を優先する。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
貴方とのご縁に感謝します。
コメント
心優しい人間は知らず知らずのうちに騙される。そして騙されていることに気がつかない。怖いですね。