パンデミックが少し落ち着き始め、Withコロナへと向かいつつある今日この頃ですが、海外旅行へ行きたい方もウズウズして来ているのではないでしょうか?
私達は4月中旬から、やっとピナちゃん妻の里帰りを兼ねてフィリピンを訪問する事になりました。
Withコロナとなり、海外へ行くための準備は、パンデミック以前とは変わり、いくつか手間のかかる準備が必要になります。そのあたりの注意点を含めて記載したいと思います。
一般的な準備については、こちらも参考にしてください。
H&C channel blog: https://hc-channel-blog.com/sense_to_live_in_the_philippines/
( フィリピンに持っていく荷物、必要な物、不要なものを考える など)
★3回目のワクチン接種は必須(ワクチン接種証明書)
まずは海外からの帰国時の自宅待機免除となるには、3回目のワクチン接種が完了している必要があります。私のピナちゃん妻は1月に3回目のワクチン接種(ファイザー⇒ファイザー⇒ファイザー)完了、私は3月に3回目のワクチン接種(ファイザー⇒ファイザー⇒モデルナ)完了しました。
3回のワクチン接種を終えたら、次にワクチン接種証明書を申請しましょう。
紙ベースの物とスマートフォン用のアプリケーション(デジタル庁)の2種類がありますが、両方とも手に入れた方が良いと思います。(紙ベースの物は紛失する可能性もありますので)
紙ベースのワクチン接種証明書には、国内用と海外用があります。私は役所の窓口の赴いて申請書を手に入れました。だがしかし…役所のスタッフが持って来たのは国内用の申請用紙でした。私は海外渡航すると事前に伝えていたのですが、そのスタッフは「国内用の申請用紙の概要欄に海外旅行の為」と記せば大丈夫だと言い切っていました。案の定、ワクチン接種証明書を発行する部署から連絡があり、海外用の申請書を提出するようにと伝えられました。結局2度手間となった次第です。
海外用のワクチン接種証明書を申請の際には、パスポート(旅券番号・顔写真のあるページのコピー)と可能であれば、「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」(これはワクチンを接種した都度ごとにシールを貼って手渡された3回分シールを貼られた用紙です)のコピーを申請書と一緒に提出してほしいとのことです。私たちの地域では申請書を郵送しなければなりません。そのため2度手間もあり、3/30日時点では入手出来ていません。申請書を郵送して、証明書が手元に届くのに1週間ほどかかるそうなので、出発前には入手できるかと思います。
次にスマートフォンとマイナンバーカードをお持ちの方は、ワクチン接種証明書のアプリケーションを入手しましょう。詳しくは下記のURLを参考にして下さい。
日本政府が公式に提供する、新型コロナワクチン接種証明書を取得できるアプリです。
★指定国について
渡航先がこの「指定国」に定められていると、3回のワクチン接種が完了していても、自宅待機を求められます。2022年3月17日時点で3日間の待機が求められる指定国は以下の14か国です。
1ロシア 2トルコ 3サウジアラビア 4スリランカ 5モンゴル 6韓国 7インドネシア8ミャンマー 9イラン 10シンガポール 11エジプト 12ネパール 13パキスタン 14ベトナム
(厚生労働省 水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について)
なお、ワクチン3回接種していない方は、指定国以外への渡航であれば、3日間自宅待機して、3日目以降に自主検査で陰性が確認ができればそこで終了。自主検査をしない場合は、7日間の自宅待機が求められています。また、指定国への渡航ならば、宿泊施設で3日間待機し、3日目に受ける検査が陰性であれば待期期間終了となります。
次に相手国に入国する条件を確認しましょう。日本に戻る時に待機がなくても、相手国に入国時に待機があれば、結局大きな支障となり得ます。 各国の入国条件については外務省の「新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限処置及び入国に際しての条件・行動制限処置」にまとめられています。
フィリピン(上記より抜粋)
当面の間、全ての在外公館における新規査証発給を原則停止する。ただし、日本を含む157の査証免除対象国・地域からのワクチン接種完了者(※1)で滞在期間30日以内の商用又は観光目的の短期渡航者は、旅券の残存有効期限が6か月以上確保され、復路便の予約証明を提示でき、海外旅行保険(最低補償額3万5千米ドル)に加入している限り、査証無しでの入国が可能。また、有効かつ既存の査証を所持するワクチン接種完了者の入国は許可する。所持している有効な査証が短期渡航者ビザ(9(A))の場合は、フィリピン外務省発行の「入国禁止措置からの免除書類」(※2)を提示することを条件に入国を許可する。
※1 渡航開始日時より14日以上前に、接種が2回でセットとなっている種類のワクチン(ファイザー製等)又は1回で完結するワクチン(ジョンソン・エンド・ジョンソン製等)の接種を完了していること。詳しくは在京フィリピン大使館に御確認ください。
※2 当該査証の発給に関係した官庁からの推薦に基づきフィリピン外務省が発行する書類。詳しくは在京フィリピン大使館に御確認ください。
駐日フィリピン大使館ホームページ:
在フィリピン日本国大使館ホームページ:
★日本入国時のPCR検査
実はこれが短期旅行をする上での最も高いハードルといえそうです。日本政府は日本再入国に際して求めているPCR検査(相手国出国前72時間以内に実施)について、定められたフォーマットを求めていて、このフォーマットに適合した証明書を発行しない限り、PCR検査を受けても無効となります。
こうしたフォーマットの様式を満たす証明書を発行する病院の情報は、各国にある日本大使館のサイトが詳しいでしょう。これらの病院によっては、検査が可能な曜日や時間が限られているし、事前に検査の予約をする必要があります。
日本入国の際に提出するフォーマットで検査証明書を出している病院は以下。
マカティメディカルセンター (Makati Medical Center) 電話:+63-917-716-9007 住所:#2 Amorsolo St., Legaspi Village, Makati City
セントルークスメディカルセンター グローバルシティ(St. Luke’s Medical Center – Global City) 電話:+63-917-592-5732 住所:Rizal Drive cor. 32nd St. and 5th Ave., Taguig City
アフターコロナ時代の各国出入国情報をお届けする新型コロナ × 海外旅行・海外出張情報サイト
有効な「出国前検査証明書」フォーマットや、細かい条件については外務省のHPを確認してください。 なお、3月9日日本到着以降は、「鼻腔ぬぐい液」についても有効な検体に追加されることになりました。
有効な「出国前検査証明」フォーマット(日本語英語):
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100177968.pdf
また、令和3年1月14日から当分の間、入国者全員に対して、自宅又は宿泊施設での待機、位置情報の保存、保健所等から位置情報の提示を求められた場合にはこれに応じること等について(別段の防疫上の措置を取ることとしている場合はそれらの事項について)誓約を求め、入国時に誓約書に必要事項を記入の上、提出しなければなりません。
誓約書(PDF):
https://www.mhlw.go.jp/content/000863645.pdf
このほか、スマートフォンに入国者健康居所確認アプリケーション「MySOS」や接触確認アプリケーション「COCOA」をダウンロードして、日本到着の16時間前までに事前申請を済ませましょう。
「MySOS」「COCOA」厚生労働省関連URL:
★今回の私達のフィリピン訪問について
今回の第一の目的は、フィリピンにいるピナちゃん妻の連れ子(11歳の男の子)を迎えにいくこと。無事に日本での定住ビザを取得できましたので、ピナちゃん妻の息子を日本へ連れて来ること。私は養父ということになります。私にとっても実の息子のように思えます。
観光については、ボラカイ島で3泊4日…マリンスポーツ等を楽しみたいと思っています。出来れば、ボラカイ島で釣りもしてみたいと思っています。(陸っぱりですが)
その後マニラへ帰り、翌日にはネグロス島へ5泊6日行きます。バコロド市の義理の兄宅に滞在しながら、カバンカラン市の親せき宅などを訪問して来る予定です。ネグロス島でもどこかで釣りをしたいと思います
ネグロス島から帰りましたら、マニラ近郊のCaviteの自宅でゆっくりと過ごしながら、マニラ界隈をブラブラと巡って歩こうかと思っています。今回のフィリピン滞在は約1か月あるので、のんびりと過ごしたいと思います。
それらの様子はこのブログ記事やYouTubeの動画で「フィリピン滞在記2022」としてアップロードして いきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
私達のYouTube channel :
コメント
色々と手続きがあるのですね。
フィリピンで釣りなど満喫してゆっくり過ごして下さい。